アイドルにときめけ! 「ときめきアイドル」 ときドルは永遠に…
今回はKONAMIが配信しているスマートフォン向けタイトル「ときめきアイドル」(略称:ときドル)について語ろうと思います。
本アプリは2018年3月20日からIOS/Andoroid向けに配信されている音楽ゲームアプリ、要は音ゲーです。 ジャンルとしては「学園アイドルコミュニケーション」となっています。
それではまずタイトルに注目して見ましょう。
「ときめきアイドル」
このタイトルを見て何か連想するものがありませんか?
タイトルに“ときめき”という単語が含まれています。KONAMIで“ときめき ”といえば?
そうです『ときめきメモリアル』です。この作品はときめきメモリアルシリーズの系譜に連なっているのです!
ときめきメモリアルを知らない? 名前は知っているが実際にプレイしてない? 問題なしです。あくまで“ときめき”という名を冠しているというだけで直接的な繋がりはありません。他シリーズを知らなくてもプレイに何ら支障はありません。
それではなぜ、ときめきシリーズに属しているのか? それは本アプリのゲーム性に理由があります。
ときドルのゲーム性
このゲームの基本的なゲーム部分は音ゲーです。この音ゲー部分に関しては、他の音ゲーと大差はありません。プレイ画面の背景で3Dキャラクターが動くというのも、今ではそれほど珍しいものではありません。ここだけを比べるのなら、『デレステ』『バンドリ』などの他の音ゲーに軍配が上がることでしょう。だからといって本アプリのクオリティが低いという訳ではありません。
【ときドルのゲーム画面】
ときドルの神髄は、そこではないのです。
ときドルのジャンルを思い出してください。
「学園アイドルコミュニケーション」
どこにもリズムゲームといった言葉は書かれていません。つまり、このアプリの本質はそこには無いのです。
ときドルの本質は一体何なのか?
それは「アイドルとのコミュニケーション」です。
「アイドルとのコミュニケーションなら、ほかのアプリでもあるよ」そう思う方もいると思います。この作品はレベルが違います。
ほかのアプリでのコミュニケーションといっても、それはアイドルとプロデューサーといった枠を超えるものではありません。この作品はそれを超えます。
ときドルでのプレイヤーの立場はプロデューサーです。これは他のアプリと変わりません。ときドルには登場キャラが総勢15人いて、それぞれに「友好度レベル」というものが設定されています。この友好度レベルは、ライブを行った後に「コミュ」というキャラ別のイベントが発生する事で上昇していきます。
そして、このコミュが違いを生んでいるのです。プレイヤーはプロデューサーという立場でありながら、アイドルと一緒に下校したり、アイドルの呼び方を変えたりすることができるのです。(デフォルトは、名前に『さん』づけですが、呼び方を変更すると、以後全て、その呼び方に変更されます)
選択肢によってはアイドルにチョップをかますこともできます。アイドルにチョップができるゲームが他にありますか? ありませんよね?
それができるんです。そう、ときドルならね。
僕もまだ始めたばかりでコミュを全て見たわけではないので、この先がどうなっているのかは分かりません。この先が楽しみです 。
便利なオートプレイ機能
肝心のコミュを見るためには、ライブを数回行わなければなりません。どんなに好きなゲームでも、同じことを繰り返すのって面倒くさいですよね? ときドルはその問題を解決しています。
ときドルには「おまかせライブ」という機能が実装されています。この機能は、一度プレイした楽曲を自動的でクリアしてくれるというものです。
自動プレイの精度は、以前の自分のプレイの結果が反映されます。なので、自プレイでフルコンボを達成すれば、おまかせライブでもフルコンボを決めてくれます。また、おまかせライブのクリア報酬が減るといったデメリットは存在していません。この機能を使えば、周回プレイも楽々ですね。
そして忘れてはいけないのは楽曲の良さ。ただ周回するだけでも大変なのに、それに増して、対して好きでもない曲を繰り返し聞くのは地獄ですよね。
安心してください、ときドルは曲も良いんです。好みは人それぞれだと思いますが、曲数もそれなりにあるので好みの曲が数曲は見つかることでしょう。また、アプリ配信から一年も経っていないのにすでにアルバムが発売されています。お気に入りの曲を見つけたら、是非アルバムを購入してみてください。僕は買いました。
「ハルイチバン」
「しゃかりきリレーション」
Youtubeで全ての楽曲が視聴できるので是非聞いてみてください。再生回数が少なくて悲しいよ。
圧巻のメロディアスライブ
ときドルにはコミュに加えてもう一つ特徴的なシステムがあります。
それが「メロディアスライブ」です。
メロディアスライブはライブを行っていくと専用のゲージが溜まっていき、一定量ゲージが溜まると行うことができます。このライブは通常のものとは異なり、15人のアイドル全員で行うライブです。総勢15人が同じステージでライブを行うというのは、他のゲームでは見たことがありません。圧巻です。またメロディアスライブでは、センターアイドルをライブ前に選択します。選ばれたアイドルが歌唱を担当し、ライブ終了後には大量の友好度ポイントが貰えます。お気に入りのアイドルをセンターにすることで友好度レベル上昇が狙えるようになっています。
ここで悲しいお知らせです
「ときめきアイドル」のサービス終了が本日(記事執筆日2018年11月15日)公式より発表されました……
2019年1月15日で運営が終了するようです……
しかし、オンラインサービスは終了するものの、リズムゲームやコミュを行うことができるオフライン版が配信されるようです。前述したコミュを楽しむことはできるんですね……
これ以上書くことが無くなってしまったのでここで終わろうかと思います。ときドルを布教しようと記事を書いている最中に、終わりを告げられるなんて……ときドル、俺悲しいよ……
ですが、サービス終了までまだ2ヶ月はあります。
この記事を読んでときドルに興味を持ってくださった方は、是非アプリをダウンロードしてプレイしてみませんか? 皆様の応援が何か違う形でときドルの未来に繋がるかもしれません。みんなでアプリ「ときドル」の最期を見届けましょう。
ときドル forever