多趣味な男のブログ

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誰しもがヒーロー「レゴムービー」

 10月31日、ラブプラスEveryがリリースされました。早速プレイするも緊急メンテ。暇を持て余した僕はNetflixで一つの映画を見ることにしました。

 選んだのは「レゴムービー(2014)

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なぜ「レゴムービー」なのか?

 以前から「面白い」という評判は耳にしていたということが大きいです。これまで、レゴというものが子供の遊ぶ玩具だという先入観が強く、いくら面白いと言われても映画を見ようという気にはなりませんでした。ですが、レゴの映画の評価などを見ると総じて高評価を得ています。ここまで評価されるのなら、ものは試し、見てみるのが早いだろうと今回視聴に至りました。

 

始まりは平凡に

 この映画の主人公は「エメット」と呼ばれる一人の平凡な現場作業員。社会の歯車の一部として、文字通り機械的にマニュアル通りに動く自他共に認めるマニュアル人間です。ひょんな事から「秘密のパーツ」と呼ばれる世界を救う力を秘めたパーツを手にしたエメットは、おしごと大王率いる悪の組織に捕まってしまいます。おしごと大王の目的は「世界のマニュアル化」独創性の無い均一で完璧な世界を理想とし、それを実行しようとしています。

 拷問により苦しむエメットを助けたのはワイルドガールと名乗る謎の女性。ワイルドガールに連れられ、エメットは世界を隔てる境界の壁を越え、未知の世界へと冒険の旅に出る。

 

 簡単にあらすじを書くとこんな感じです。

 

特別な存在は居ない。誰もが特別なのだから

 主人公のエメットは秘密のパーツを手にしたことから、予言に出てくる「選ばれし者」だと言われます。しかし、彼には特別な力は何一つありません。これまでマニュアル通り生きてきた彼を「選ばれし者」たらしめるのは秘密のパーツを手に入れたという事実のみ。周囲の仲間達もエメットの無能さを目の当たりにし、本当に選ばれし者なのかと疑念を持ち始めます。

 エメットの仲間達は、マスター・ビルダーと呼ばれ非常に想像性の高い者たち。その中でエメットの想像性の無さは際立ちます。

 途中、彼らは追っ手から逃げるため協力して潜水艦を造り上げ水中へと姿を隠します。しかし、マスター・ビルダー達が造った潜水艦は、水圧に負けて壊れてしまいます。その中で唯一残ったのは、能なしと言われたエメットが造った二段ソファのみ。

 そこでエメットは気がつきます。マスター・ビルダーである彼らには無くて、自分にある長所を。

 

 ここで語られるのは、一見平凡な人に見えても見方を変えれば特別な存在であるということです。それはエメットにだけ当てはまる事ではありません。同僚として一緒に働いていた仲間、同じ街に暮らす見知らぬ人。彼らもまた、人とは違う想像性を持った存在なのです。たとえ能力に差はあれどそこに貴賤はない。この映画が言いたいのはそういうことだと思います。

 

 そしてこの映画が素晴らしいのは、それは物語の中に限ったことではないということを描いている点にあります。(ユアストーリーはこの映画を見習うべきだった……)

おわりに

  思っていた以上に素晴らしい映画でした。ただ物語が面白いだけではなく、人の心に訴える何かがある。傑作と呼ばれる作品は、この両方を兼ね備えていなければならないのだと実感しました。

 この「レゴムービー」には続編や様々なスピンオフ作品が存在しています。これから、他のレゴ作品も見てみたいと思います。