多趣味な男のブログ

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「アド・アストラ」

 先日公開されたばかりの映画「アド・アストラ」を見てきましたので、その感想を書こうと思います。

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ネタバレを含みますのでご注意ください

 

作品概要

 「アド・アストラ」とは2019年9月20日に日本で公開された映画。

 舞台は主として宇宙です。

 

 海外での前評判がかなり高く見るのが楽しみでした。

 

youtu.be

 

 

正直、つまらない

 これが率直な感想です。

 雑にストーリーを説明すると「幼い頃に宇宙の彼方に消えた父を息子が探す」映画なんですが、父を探すまでの過程が微妙。

 

 

以下、本編のネタバレです。

 物語の序盤、死んだと思っていた父が生きているかもしれないと息子のロイは告げられる。ロイは軍上層部からの指令で火星へ行き、父へメッセージを送ることになります。

 この時、ロイは月についてから火星へ向かう宇宙船に乗り換えるため移動するんですが、その際に武装集団に襲撃されます。この武装集団の目的がよくわかりませんが。

 劇中で物資目的の襲撃だと言われるんですが、主人公たちは特に荷物を持っていません。それにわざわざ軍の護衛がついてる人たちを狙いますかね? それほど月での暮らしは困窮したものなんでしょうか? この辺りの描写が一切なく謎のままです。ちなみに軍の護衛は全滅していました。敵は数名死んだだけでした。軍弱ない?

 その後、ロイは宇宙船に乗り火星へ向けて出発します。その火星での道中、今度は猿に襲われます。(多分猿。もしくはチンパンジー。とにかくそれに類する哺乳類です)

 なんでここ(宇宙)にモンキーが!? と思うかもしれませんが、猿がいたのは宇宙を彷徨っていた船の中です。救難信号を受け取ったロイ達が船に乗り込むと猿たちに襲われることになります。そのせいでロイの船の船長が死んでしまいます。ちなみに救難信号を出した船は全滅していました。

 そして火星に着いたロイは、海王星付近にいると思われる父に向けてメッセージを送ります。その後、任務から外されたロイは海王星へ向かう宇宙船に侵入します。その際、宇宙船のクルーと揉み合いになりクルーが全滅します。

 そして海王星へ辿りつき、父と再会。父は地球へ帰ることを拒み銀河の海へ。残されたロイは地球に帰ります。

ネタバレ終了

 

 

 心理描写について触れずに起こった事だけを並べるとこんな感じです。

 これが淡々と続いていきます。

 ストーリーに大きな盛り上がりが無く、終始真顔でスクリーンを眺めていました。

 火星に行くまでの、武装集団とか猿のエピソードが微妙。これ必要だったか感が強かったです。

 

エンタメ映画ではない

  海外の批評家たちの評価は高いのに、なぜつまらないと感じてしまったのか。それは、おそらく彼らと僕の考え方の違いにあると思います。

 この映画はエンタメ映画ではないんです。

 僕はてっきり「インターステラ―」の様なドラマティックな映画だと思っていたので、一転「つまらなかった」という評価になったのだと思います。 

 批評家の意見を見ると「ブラピの演技が良い」「父と子の関係性の描写が素晴らしい」など言われていました。つまるところ、この映画は物語を楽しむのではなく、物語を通じてロイの心の機微を見るものだという事かもしれません。大衆受けする作品ではなく、芸術性の高い映画とも言えます。

 この評価の違いは、前情報を仕入れずに見に行くことの弊害と言えるかも知れません。